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112日ぶりの味スタとなる小柏剛見参もゴールに結びつかず、無得点で敗戦。「反省して練習するしかない」【2024 J1第26節 vs.川崎フロンターレ/Report】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 8月11日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第26節に臨み、川崎フロンターレと対戦。0-3のスコアで敗れた。多摩川クラシコの通算成績は東京から見て11勝9分24敗。
 
 守備から入った前節ガンバ大阪戦とは一転、ホームで迎えるクラシコとあってか、東京は攻撃ベースで前半開始から積極的に仕掛けていった。しかしサイド攻撃が中で合わずあるいは中に入る人数が足りず不発に終わると、前半15分と20分に連続失点。後半27分にもセットプレーで失点を重ねた。東京の速い攻撃はことごとく精度を欠いて無得点。人数のかけ方、速さやタイミングのコントロールなど、多くの点で不足があることを印象付けた。
 
◆ダービーは絶対に勝たないといけない
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 後半の東京は開始時に荒木遼太郎、15分に原川力、24分に小柏剛と俵積田晃太を投入したが1点も返せず。攻撃の手札は複数あっても、速さを重視しすぎているのか、相手陣に進入したあとの精度が足りず総じて雑になってしまった印象。得点場面でしっかりと狙いを定めて撃っていた川崎のクロッサーに比べると、やはり精度は低かったと言わざるをえない。
 
 アディショナルタイムを含めれば、小柏がピッチに登場してから約25分ほどの時間が残されていたが、それを活かすことは出来なかった。公式記録のシュート数は川崎の5に対して東京が8。決定率に質の違いがあらわれていた。
 

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