攻守に改善を示せるか。苦手のパナスタ、2位ガンバが相手というシチュエーションで今後を占う試金石【2024 J1第25節 vs.ガンバ大阪 Preview】
FC東京は8月7日、パナソニック スタジアム 吹田でJ1第25節に臨み、ガンバ大阪と対戦する。前回対戦の第16節では無得点で敗れたガンバが相手。また東京は中断期間を挟んで直近の試合となる第24節鹿島アントラーズ戦でも無得点に終わっていることもあり、堅守のガンバを相手に得点を挙げられるか否かが特に焦点となりそうだ。
一方、ガンバは隙の少ない好チームに仕上がっているが、第24節湘南ベルマーレ戦で今シーズン4枚目のイエローカードを提示された宇佐美貴史が警告累積で出場停止。攻撃面でいくらかの変化を余儀なくされることになる。ただイッサム ジェバリなど強力な個に事欠かず、ここまで3ゴール5アシストの成績を残しているウイングのウェルトンも厄介。強いガンバに対して守備を整備し、また堅い守りを打ち砕く攻撃を形成出来るのか──。
◆「うまく相手を見ながらやれたらいい」と原川力
一見、難攻不落の青黒。しかし、この中断期間に積み上げてきた成果が、もしかすると悲観的な予測を覆すのかもしれない。以前から課題に挙がっていたミドルサードの守備、中盤から前線に入っていくところの攻撃が、改善されている可能性がある。
8月5日の練習では、選手たちはグラウンドに出てくるまで50分間を要した。じつはこの時間は、すべてミーティングに当てられていたという。この話し合いと、全体練習中の守備練習に、選手たちは手応えを感じているようだった。メンバー入りの可能性がある土肥幹太は次のように語った。
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