青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

ピーター クラモフスキー監督のコメント【2024 YLCプレーオフR.2ndLeg vs.サンフレッチェ広島 Preview/無料公開】

 

撮影:後藤勝


 
──今年のレギュレーションはアウエーゴールルールがなく、ベンチ入り人数が20人で多様な選択肢を持つことも出来る。第2戦には1点ビハインドで向かうことになるが、焦る状況ではないのではないか。
 
「そうですね、ハーフタイムです。この2試合、自分たちのフットボールをするだけのエキサイティングな試合だと思っています。この間の水曜日の試合では、多くのポジティヴな部分をしっかりと見せながら、2分間で2点を(広島に)与えてしまい、そこでやられてしまいました。そこはもちろん残念で悔しい部分ですけど、1点を返し、そこから追いつけそうな場面もつくることが出来て、パフォーマンスを出したと思います。それを自分たちで身につけながら、いい準備を、もう一度戦う準備をします。後半を勝ちに行くだけです」
 
──1点を獲れば少なくとも負けはないわけで、次の目標がはっきりしたのでは。
 
「私たちは勝ちに行くだけです。水曜日の結果がどうであろうと我々は同じ。もちろん我々がリードしている状況だとあったとしても、勝ちに行きます。その意識は変わりません。アプローチも変わりません。我々が出すパフォーマンスも、メンタリティの部分も変わりません。準備をして、持っているものすべてを出し切りたいと思っています」
 
──東京もやり方を変えず自分たちのスタイルを貫くが、広島もやはり試合ごとに変わるわけではなく、お互いに試合の中で対応する戦術的な要素であったり、あるいは仰るようにパフォーマンスを出すというその調子のよさであったり、そういうところで勝敗が決まってきそうだが。
 
「結果を出すためには自分たちのパフォーマンスを出すだけだと思います。自分たちの戦い方をしっかりと出せれば、自分たちの戦い方が出来れば、相手にとって痛い部分もあると思いますし、嫌な部分もあると思います。しっかりとその1分、1分にすべてを出せるようにして、それが出来れば結果がついてくると思っています」
 
──原川力が第1戦では短い時間でも決定機をつくり、頼りになる存在に映ったが、ピーター監督はどう思うか。
 
「すごくいい仕事をしてくれたと思っています。もちろん彼自身、もっと試合に出場したいと、もっと出場時間を増やしたいと思っているでしょう。本当によくやってくれています。誰が出たとしてもしっかりと仕事をすること、そして貢献することをやってくれました。彼がチームメンタリティの本当にそのいい例を見せてくれ、よくやってくれていると思っています」
 

撮影:後藤勝


──(6月7日の)練習の最後に野澤零温とコミュニケーションを図っていたが、どのような話をしたのか。
「大きな場面に入った時(ルヴァンプレーオフラウンド第1戦後半48分の決定機)、そこの話と、その時どう感じたかという話をしました。では、どうやってそういった部分をもっと改善していくか。それをまた継続して改善していくだけだと思います。
 彼はそういった場面、そういったポジションに出ていける選手です。それをまずひとつ、やらなきゃいけない。あの瞬間、スタジアム全体が立ち上がったと思います。零温に『あの場面を決めてくれ』と(※息を飲んだだろうスタンドの人々を表現するよう、眼を大きく見開いて大きく息を吸い込むしぐさ)。そういった場面でも落ち着いて、冷静にやれるように。彼自身もそういう風に昂ったかもしれません。そういった時に自分をコントロール出来るようにして、あとはゴールを決めるイメージをしっかりつける。ネットを揺らしたあとに、自分の感情を爆発させればいいと思います。そういったところを成長して、一歩一歩やっていければいいと思っています。日曜日にそういったことを彼がやってくれればいいと思っています」
 

撮影:後藤勝


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「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」とは

 

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」について

『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンは平均して週4回の更新をめざしています。公開されるコンテンツは次のとおりです。

主なコンテンツ

●MATCH 試合後の取材も加味した観戦記など
●KODAIRA 練習レポートや日々の動静など
●新東京書簡 かつての専門紙での連載記事をルーツに持つ、ライター海江田哲朗と後藤勝のリレーコラムです。独特の何かが生まれてきます

そのほかコラム、ニュース、などなど……
新聞等はその都度「点」でマスの読者に届けるためのネタを選択せざるをえませんが、自由度が高い青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンでは、より少数の東京ファンに向け、他媒体では載らないような情報でもお伝えしていくことができます。すべての記事をならべると、その一年の移り変わりを体感できるはず。あなたもワッショイで激動のシーズンを体感しよう!

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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