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長友佑都、攻撃面での著しい進化を示す今シーズン2点目は2010年5月15日の清水エスパルス戦以来14年ぶりの味スタゴール。シュートの瞬間は「無心に近かった」【2024 J1第15節vs.横浜F・マリノス(HOME)】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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 5月19日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第15節に臨み、横浜F・マリノスと対戦。1-1の引き分けで試合を終えた。前半25分、中央の高宇洋から左に開いた俵積田晃太へのパスをカットされたところを起点に、先手先手でボールを動かしたマリノスに揺さぶられ、最終的にナム テヒのシュートで失点。全体的に、後方に重くなった東京が前半途中までを制圧され、1点ビハインドで後半に入った。しかし相手トップ下のナム テヒに木本恭生がついていく対応を徹底しながら攻撃重視の姿勢を取り戻すと、開始から10分間、攻めつづけた末に、最後は松木玖生からのパスをゴール前にいた長友佑都が冷静に決めて同点。振り出しに戻した。

 その後も多くのチャンスをつくったが、あと1点が生まれず、同点のままタイムアップの笛を聞いた。だが、味スタでの今シーズン2勝目とはならなかったものの、アジア王座に手をかけたマリノスと真正面から撃ち合い、譲らなかった姿勢は収穫。前半の重さやフィニッシュの精度に課題を残したとはいえ、悪くない内容で連敗を止め、望みを感じさせる一戦だった。

◆攻撃面での成長を感じる

 世界の長友がJ屈指の強豪を相手に、試合の流れを自分たちに引き寄せるゴールを決めた。敗れた第14節名古屋グランパス戦でも、松木以外ではもっとも荒木遼太郎と合っていたのはこの長友だった。37歳にしてめざすアタッキングフットボールの旗印となった長友が、FC東京を窮地から救った。

 2021シーズンの帰国直後はボールを動かすスタイルへの順応に時間を要したが、アルベル監督やピーター クラモフスキー監督のもとでボール保持に馴染み、パスをつなぐコンビネーションに入った時の巧さが増し、その組立てには安定感や安心感が感じられるほどに上達。また、特にピーター監督のチームとなってからは、めざすサイド攻撃でのクロスの鋭さ、インサイドに入ったときの判断やシュート力が大幅に向上し、試合を決める力を持つサイドバックへと著しい進化を遂げている。

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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