荒木遼太郎3戦連発なるか。小泉慶の先発は。ジャジャシルバと俵積田晃太の両翼が後半に炸裂するのか……今シーズン初勝利をめざす青赤軍団【2024 J1第3節vs.ヴィッセル神戸(HOME) Preview】

ピータークラモフスキー監督。撮影:後藤勝
FC東京は3月9日、味の素スタジアムでJ1第3節に臨み、昨シーズンのJ1王者ヴィッセル神戸と対戦する。今週のトレーニングでは試合中のシチュエーションごとに分けてピーター クラモフスキー監督が直接、神戸対策を具体的に指導。さらにコーチ陣が守備陣をセパレートしてのトレーニングもおこない、必勝体制で準備を進めてきた。ここまでJ1リーグ2試合をおこなって2引き分け。相手がどこであろうと関係ない。早く最初の1勝が欲しいところだ。
選手たちに向ける指揮官の言葉も熱を帯びていた。大迫勇也対策を施していたピーター監督は「セカンドボールを奪ってくるところに脅威となる部分もあると思う」と、長いボールを蹴ってくる神戸を警戒していた。相手の狙いはわかっている。そこをどう抑えるかだ。
◆ゴール前の仕事に集中

荒木遼太郎。右はジャジャシルバ。撮影:後藤勝
荒木遼太郎は「何戦連発とかは気にしていない」とクールな口ぶりだった。そうしたトピックスには左右されず、己の仕事を継続していくのみなのだろう。鹿島アントラーズ時代と変わった点を問われると、背番号71の新星は、ビルドアップを他の選手に任せ、ゴール前での攻撃に専念していることを挙げた。神戸戦でも荒木が決定機を逃さずゴールを決めれば、東京の今シーズン初勝利が近づいてくる。

取材対応中の荒木。撮影:後藤勝
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