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鹿島の連勝を止めつつも引き分けには満足出来ないFC東京。東慶悟「次は神戸とマリノスとつづくので、勝って巻き返したい。引き分けで満足するのは本当によくない」【2023 J1第14節 鹿島vs.FC東京 Report】

 

鹿島を1失点に抑えたが、ここ数試合後半はゴールを守るほうに必死になっていると反省した森重真人。


 5月21日、FC東京は県立カシマサッカースタジアムで開催されたJ1第14節に臨み、鹿島アントラーズと対戦。1-1のスコアで引き分け、勝点1を手にした。
 
 前半開始早々の1分、鹿島は左サイドハーフの仲間隼斗が左足のクロスでチャンスをつくる。この、左にひとり余らせるかたちを意図して持っていたのかどうか、その5分後、今度は左サイドバックの安西幸輝が上げたクロスを垣田裕暉がヘディングで決め、鹿島が先制した。
 
 同点に追いつかなければいけない東京は急激に攻撃の圧力を高め、鹿島ゴールに襲いかかる。よく相手陣に差し込んでいたこの時間帯の前半28分にディエゴ オリヴェイラがPKを奪い、自ら決めて東京が同点に追いついた。その後は概ね守りを固める鹿島に対してボールを保持出来る東京だったが、相手の守備組織を崩すことが出来ず追加点はなし。後半開始時は左ウイング、途中から練習していたという1トップに入った塚川孝輝にも1本のシュートがあったが実らなかった。
 
◆東「現状、ディエゴの次のフォワードがなかなか出てきていない状態」
 

上位に進出するためには勝たなければいけないと言う東慶悟。


 最初に集中して失点しないという課題、不合格。先に失点しても落ち着いて進めていく試合運びの課題、合格。となると、最初の失点についても改善を図らなければならないのはもちろんだが、やはり2点目をどう獲っていくかが次の課題になってくる。東はこう言っていた。
 

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