アダイウトン、ヨドコウでの振る舞いと味スタの勝利の背景にあるFC東京への想い。「(零温のような)そんな若手選手に対しては、 私たちベテラン選手が思いやりの優しい気持ちを伝えないといけない」【Pick Up】

撮影:後藤勝
ペロッチのゴールをアシストし、自らも追加点を決めてFC東京をルヴァンカップ第2節の勝利に導いたアダイウトン。その前段には、ヨドコウ桜スタジアムの初戦で衝撃的な敗戦を喫したあと、涙にくれる野澤零温をなぐさめ、ベンチ外の選手を含めてチーム全体を思いやる背番号15の優しさがあった。
あの夜の振る舞いの背景にあるチームメイトへの想いを訊ねると、アダイウトンの口から熱い想いが溢れた。

野澤零温に示した優しさは本物だった。
「あのヨドコウでの試合で言えば、零温は短い時間のなかでもなんとかゴールを決めようとしてチャンスもあったけれどもそれを決められなかったという悔しさがあって、それできっと涙を流したんだと思う。もちろん勝ちたいという気持ちも強かっただろう。そんな若手選手に対しては、私たちベテラン選手が思いやりの優しい気持ちを伝えないといけない。そのようにチームメイトとの関係を大切にすることによってチーム内の結束も強くなっていくんだと思う。
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