青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

野澤大志ブランドン、小平の環境で東京でのポジション奪取と将来のA代表入りを視野に。「『これでいいのか』という焦燥感もあります」「キーパーでFC東京から代表の選手が出たら嬉しいですよね」【Pick Up】

 

撮影:後藤勝


 今回のU-22日本代表では選外となり、引きつづきFC東京で公式戦出場をめざすサイクルにある野澤大志ブランドンが、ルヴァンカップEグループ第2節京都サンガF.C.戦を前に、囲み取材に応じた。
 
 貴重な経験を積ませてくれたいわてグルージャ盛岡について「岩手に感謝ですね。誇りに思うくらい、いいチームです」と述べ、かつ東京については「自分を育ててくれたクラブ」と、東京愛を貫く野澤。プロカテゴリーへの順応が完了している現在、残る目標は東京でのレギュラーポジション奪取とA代表入りになる。長友佑都とのポジション争いを制したバングーナガンデ佳史扶が代表入りを果たしたように、ヤクブ スウォビィクとのポジション争いを制することが出来れば代表クラスの力を得たも同然。この“クバ”と競える小平の環境で、未完の大器がさらなる成長をめざしている。
 
◆「なぜか当たる」不思議な力を持つクバを乗り越えるために
 
 練習、練習試合、ルヴァンカップで観察するかぎりは、岩手に移籍する前と現在とでは個人能力に明確な差があるように感じられる。第三者視点でそうであるというだけでなく、野澤も自分なりに、変化について感じるところがあるようだった。
 

(残り 2394文字/全文: 2998文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ