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2023シーズンFC東京の新体制発表会と始動日初練習で感じたこと

 

撮影:後藤勝


 都内でおこなわれた新体制発表会と小平での練習初日に関しては主な取材ソースを考える材料として文字に起こし、もちろん他媒体でも報道されているので、ここでは1月7日と8日の取材を通じて感じたことを綴っていこうと思う。7日の新体制発表会は幅広いファン向けにオンラインでお楽しみ要素の強いトークショーを配信しつつ、会の終了後に映像メディアとペン記者の区別なく一組数分間ずつの囲み取材をおこなうという構成で、会場の都合なのか報道陣はオンライン映像の収録会場後部に座り、発表会が終わるまで若干のメモをとり写真を撮りながら待機していた。クラブやチームがめざす方向性については発表会冒頭の川岸滋也代表取締役社長のプレゼンテーションや、発表会後の囲み取材がすべて終わったあとに急遽希望があればということで実施された小原光城ゼネラルマネージャーの囲み取材から、ある程度うっすらと察することは出来たが、詳報するほどの情報量はなし。8日は小平グランドに集まったファンに向けてのお披露目を主眼としたトレーニングの公開で、本格的な練習はキャンプ地の国頭に移動してから。全体練習終了後の囲み取材は会見方式で、アルベル監督、松木玖生、森重真人、仲川輝人の順におこなった。ミックスゾーンは設置されておらず、取材対象を記者が選んで勝手に掴まえることは出来ない。
 
 8日の小平には長友佑都もペドロ エンリケ ペロッチもいなかった。つまり、じっくりと練習を観察して個別に選手なりスタッフを掴まえいろいろと訊ねたければそれはキャンプ地でなければ実現出来ず、7日と8日の2日間で今シーズンのFC東京がどうなるかに関して得られる材料はそう多くなかったということになる。それでも近い業者と東京の現在あるいは今後について少し話し込むほどには私(後藤)の脳は回転したので、その辺りを一部抜粋していければと思う。
 
◆目標はリーグ優勝なのか
 

撮影:後藤勝

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