松木玖生、一年間の集大成を見せる。相手の優勝がかかる大一番でもふだんどおりのプレーを【J1第34節川崎フロンターレ戦に向けて】
いよいよ11月5日、J1は最終節となる第34節を各地で迎える。優勝争いは横浜F・マリノスと川崎フロンターレのものとなり、最終節の結果によって決着する。川崎にとってはFC東京に勝つことが必須条件だが、もちろん、東京としては眼前で川崎に監督の胴上げをされたくはない。ましてや味の素スタジアムでのホーム最終戦、絶対負けるわけにはいかない。
この大一番に松木玖生は「優勝がかかっている川崎はすごいモチベーションで来ると思うのでそれに呑まれないようにやることが大切」と言い、ふだんどおりのプレーを心がけるべきだという。
「(いつもと)ちがうことをやりだしたらその隙を衝かれると思いますし、このベースを築き上げてきたなかでそのサッカーが出来れば勝てる相手かなと思います」
結果で実力を示してきた松木の今シーズンを振り返れば、これはビッグマウスではないとわかるはず。開幕戦で敗れたリベンジを果たすしかない。
◆整うメンタル
将来の欧州行きを公言している松木にとっては長友佑都と過ごした2022年は「価値のある一年だった」という。もともと強靭だったメンタルはさらに磨かれた。
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