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優しく言えば課題はゴール前だけ、厳しく言えば相手を舐めてしまった試合【J1第33節/vs.名古屋グランパス/長友佑都、永井謙佑、木本恭生、塚川孝輝、ルイスフェリッピ、バングーナガンデ佳史扶、アルベル監督】

 

撮影:後藤勝


 長谷川健太監督率いる名古屋グランパスに敗れ、FC東京が引き立て役となってしまった豊田スタジアムでのJ1第33節の観戦記を、今節も東京視点でお送りしていきたいと思います。
 
 1点をリードされて迎えた後半4分、昨シーズンは名古屋に在籍していた木本恭生のゴールで同点に追いつき「これは明日の見出しが『木本恩返し弾』になる予感……!」と思ったのもつかの間、その20分後に永井謙佑に決勝ゴールを許し「恩返し弾に恩返し弾でやり返された!」となってしまうとは。ホーム最終戦でセレモニーを控えた名古屋へのいい贈り物になってしまいましたね。永井のゴールは嬉しくもあり、悔しくもあり。
 
 今シーズンの東京はいい試合をするとその次によくない試合をする。この繰り返しで上に突き抜けきらない日々を過ごしてきたわけですが、やはり今回も同じ轍を踏んでしまったようです。こうなると次は気を引き締め直していい試合をするはずですから、それを励みに、この名古屋戦で気づいたことをつれづれなるままに振り返っていきましょう。ソースは表題にあるとおり、6人の選手とアルベル監督のコメントです。
 
◆仕留められなかった東京
 

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