アルベル監督、大いに語る「東京が表現しようとしているサッカーは、いま表現しているサッカー」「95パーセントの新潟のファンたちが信じぬいてサポートしてくれたから、いまの新潟があるんだ。それが成功するクラブ」
現状のFC東京のサッカーがアルベル監督にとって思い描いていたものなのか、それともちょっとカウンターの比率が高いけれども、これはこれで東京にとってベストなのか、それとも監督自身にこの数年でアップデートしたところがあってその反映なのか。こう問うと、指揮官は長い前置きから東京の一年間を総括するように語り始めた。
◆新潟の分析、東京の分析
監督としての成長ということで言えば、もちろん毎日成長していると思います。16歳のときから始めて毎日成長しよう、そう想いつづけてきました。それをやめてしまったら、私は指導をやめて家に帰らなくてはいけないと思っています。
だから新潟にも感謝しています。監督として(最初の)プロとしての一年を見つづけてくれた。そしてサポートしてくれた。一年目の最後(2020シーズン)に引き分けを挟んで5連敗したときも見守ってくれた。だから新潟への愛は変わりません。
質問に対してですが、いつも思い描いているのはボールを保持してゲームを支配するということ。11年間いたバルサでそのスタイルを突き詰め、“ティト・ビラノバ”と対話してきました。それはお金で買えるような対話ではありませんでした。
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