ちょい出し記者会見クライマックス~小川諒也「(スピーチは?)原稿なしですね」【J1第16節/vs.鹿島アントラーズ~無料公開】
2022年05月29日 19時18分
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壮行セレモニーのスピーチは原稿はあったのか──こう訊ねると、小川諒也は自らが考えたスピーチの内容をまとめた紙を用意していたものの、手違いでそれを読めなかったことを明かした。
「原稿なしですね。ほんとうは(自分で考えた原稿の)紙をFC東京の公式の人に渡していたんですけど、なぜかくれなくて。だからあとで(映像を)観たらわかると思うんですけど、チラチラ見ていると思うんですよ、そっち(公式)のほうを。『えっ、くれないの?』みたいな感じで。だったので、自分で頭のなかで覚えていたことを話しました。(移籍を決断した理由を)話している途中で止まっちゃったりしたんですけど、昨日までに考えていたことは言えたと思います。(止まったところの内容は)わかってはいたんですけど、どういう言い回しで言おうかと考えて止まってしまいました。(感想は?)成長しましたね(笑)」
相手チームのサポーターにも配慮しつつ、実感のこもった諒也らしいスピーチ。みなに祝福される海外移籍となりそうだ。
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東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。
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