声出し50パーセントも。Jリーグ公式試合における声出し応援の段階的導入についての会見まとめ【無料公開】
2022年05月17日 19時37分
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会見に臨む野々村芳和Jリーグチェアマン。
5月17日、Jリーグは公式試合に於ける声出し応援の段階的導入についての記者会見をおこなった。声出し応援の導入について具体的にわかっていることは以下のとおり。
現在の政府方針に基づくイベント開催の規定は「声なし収容率100パーセント」か「声出し収容率50パーセント」かの二択。声出し応援を導入するにあたってはいずれもスタジアム全体の収容率50パーセント以下(5,000人以上)で実施する。
<主なガイドライン抜粋>
・声出し応援エリアは独立させる。設置場所はクラブによる。対象エリアのチケット保有者のみ声出し可
・最初は「前後1列+左右1席空け」で身体的距離を確保して実施する
・声出し応援時は常に不織布マスクを着用し、ピッチ方向を向く
・コールリーダー等ピッチ方向を向かない場合は2メートル四方を空ける
・肩組み、密の状態での声出しはおこなわない
・声出し応援エリアでの食事と飲酒は不可。ソフトドリンクは飲める
・声出し応援エリア以外での声出し応援はしない
○ステップ1
運営検証(初期導入1)
時期:6月上旬
対象試合:2試合
・6月4日または11日の鹿島アントラーズホームゲーム(カシマ)
・6月12日の東京ヴェルディvs.いわてグルージャ盛岡(味スタ)
※ホーム、ビジター計3,000人までの声出し
○ステップ2
実績を重ねる(初期導入2)
時期:7月
対象試合:6試合程度(※今後選定)
※ホーム、ビジター計7,000人までの声出し
○ステップ3
希望する全クラブで実施可能(※声なし収容率100パーセントでもよい)
時期:8月中
対象試合:希望する全クラブの試合(※6月中に募集)
※人数はクラブによる
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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。
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