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無得点の引き分けなれど、左サイドの3人に成長の一端が感じられた札幌ドーム。小川諒也、渡邊凌磨、松木玖生のミックスゾーンでのコメントから【J1第9節/vs.北海道コンサドーレ札幌】

 

 
 J1第9節北海道コンサドーレ札幌戦のレポートを今節も観戦記スタイルでお届けします。
 
 苦手の札幌ドームでまた勝てなかった、前半倒れて試合が止まりすぎなど、FC東京ファンとしてはストレスがたまる要素がないわけではないですが、純粋にプレーを見ればいいところもありました。この試合はミックスゾーンを設置する方式での選手取材が可能でしたので、小川諒也、渡邊凌磨、また一部アルベル監督と松木玖生のコメントを用いながら要点を振り返っていこうと思います。
 
◆前半27分の話し合い
 
 おそらくもっとも得点の匂いに沸いたチャンスの場面は後半46分にアダイウトンが「決めてください」と言わんばかりのゴール前を横切るような低いクロスに松木が合わせ残った、アレでしょう。いつもなら自分で撃っていそうなアダからのプレゼントのようなボールでしたが、残念ながら決められませんでしたね。
 
「自分はまだ得点を取っていない分、チームに貢献するために、得点を求めていたところはあったので。最後の詰めは甘くなりましたけど、ここからどんどんゴールに向けて、自分自身が努力していけたらいいなと思います」「シュートを撃てるところで撃たない選択をしてしまうと、個人としても成長は見られない。いい先輩たちがいる分、自分はもっともっと貪欲に狙っていきたい」(松木)
 

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