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『開幕戦で見えたアルベル東京』 Another Side【FC東京公式「F.C.TOKYO FANZONE」連動企画】

 
アルベル監督の“抜擢”についてもう少し
 
 みなさん、FC東京オフィシャルウェブサイト「F.C.TOKYO FANZONE」の「開幕戦を振り返る特別企画 MATCH REVIEW COLUMN」はもうお読みいただけましたでしょうか。
 
リンクはこちら
 

©F.C.TOKYO


 FC東京の一時活動休止が7日間ということで、7人の記者が一回ずつ受け持つというこのコラム、いい企画なのではないでしょうか。私もそのひとりに数えていただき光栄です。次の試合再開予定日である3月2日までを迎えるまでの間、なんとかしてファン、サポーターの方たちとの接点を持ちたいというクラブの情熱にほだされ、執筆を承諾しました。
 
 この企画に加わるにあたり、あらためて沖縄キャンプを取材していてよかったと思いました。キャンプ前半の国頭についてはまったく見学出来ていませんが、後半の糸満についてはすべての練習試合を取材し、その間も練習に足を運んでいます。そのキャンプの様子、チームづくりの過程を思い返すと、そこで観たものの残像と重ね合わせて開幕戦を観ることが出来、ストーリーが立体的になります。やり方と布陣中心の分析ならブロガーの方にも出来るわけですから、せっかくなら取材を踏まえ、インプットした情報を活かしてこのチームがどういう物語を歩んでいるのかを書かないともったいない。
 
 どういう経緯であの開幕戦に至っているのか、その一端は示すことが出来たのではないかと思っています。また、非公開の状況にあって取材者ということで限定的に練習と練習試合を見学させてもらっているわけで、このコラムを書くことでいわばクラブにその恩を返しファンの方にインプットしたものをシェアすることにもなる。そんなことを考えながら仕上げていきました。
 
 さて、試合再開までまだ少し日にちがあります。
 今晩公開された私の担当分である第3回の補足や、そのつづきとして別の開幕戦振り返りなど、この青赤20でもやっていこうと思っています。
 しばしお付き合いください。
 
◆琉球戦での変化
 

沖縄キャンプのアルベル監督。熱い(撮影:後藤勝)。


 糸満での練習試合が何回あったか、あらためて整理していきましょう。
 

(残り 2435文字/全文: 3528文字)

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