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森重真人、青木拓矢……アルベル監督の意を汲むベテランの味。要点を掴み自分たちなりのサッカーを構築していく能力【FC東京沖縄キャンプ総括】

 

アルベル監督(以下撮影:後藤勝)。


 2月5日、沖縄キャンプ最後の練習試合を終えたあと、アルベル監督は「ベースを構築するのは難しいですが、十分出来ているといういい感覚があります。この三週間で我々がめざした方向性は明確にアピール出来たと思います」と言った。
 
 もちろん、めざすサッカーを100とするなら、現状はまだ積み上げを始めたばかり。完成度はかなり低く、どういうサッカーをしていくのかという方向づけが出来たにすぎないが、しかしこれも決して容易なことではない。その意味では、指揮官が「方向性は明確にアピール出来た」と言い切るくらいの手応えを得られたことは前向きな材料だろう。
 
◆ありのままに拓矢
 

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