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室屋成の移籍後はサイドバック陣で最年長となる小川諒也、兄貴分としての自覚の芽生え。「サイドバックでは自分がいちばん年上になるという立場。下に伝えていかなければいけないものがすごくある」【8月14日練習後Web囲み取材】

 

Web囲み取材に対応した小川諒也。


 8月14日の練習後、長谷川健太監督につづいて小川諒也がWeb囲み取材に対応した。今シーズン中の2020年11月24日に24歳を迎える小川は、室屋成の移籍によってサイドバック陣で最年長となった。中村帆高、中村拓海、バングーナガンデ佳史扶を率いる彼に、その責任感について訊ねた。口ぶりもだいぶん大人びてきた小川のコメントをお読みいただきたい。
 
◆冒頭のコメント
 
 自分のコンディション的には徐々に上がってきているなという感じは自分のなかではあって。セレッソ戦ではだいぶ自粛前のときの、身体が動いているときに戻ってきていた感はあります。
 チームは非常にいい状態。雰囲気は全然悪くないですし、どちらかというといいほうかなと思います。
 
◆青赤20の質問
 

©F.C.TOKYO


――室屋選手がいなくってサイドバック陣としては最年長、どのような想いがありますか。
 
 これまではむしろ自分がいちばん下くらいの年齢(2018シーズン以前は最年少、また昨季は最年少ではなかったがオ ジェソクが在籍していて上から三番目だった)でやらせてもらっていて、やっぱり成くんが抜けて、いまいるサイドバックでは自分がいちばん年上になるという立場で、下に伝えていかなければいけないものがすごくあると思います。
 いままで自分がやりやすいように自由にやれていたというのも、年上のサイドバックの先輩たちがいろいろしてくれたからだと思う。それを今度は自分が下に伝えていかなければならないと思います。
 
――今後のカップ戦を含めた日程を考えると左右の4人で回していかなければなりませんが、よりいっそうサイドバック陣がグループとして共有したり励ましあったりしないといけない――まあ、小川選手の場合、もともと年下の選手に対してリーダーシップがあるほうだと思いますけど(※ここで小川諒也が笑ってしまう)、そういったところの気遣いが必要になってきますか?
 
 そうですね。ほんとうに、この連戦を自分や右サイドの選手ひとりずつだけでは乗り越えられないと思います。
 やっぱりいまの若い(バングーナガンデ)佳史扶や(中村)拓海の力は、(中村)帆高もそうですけど、必ず必要になってくると思うので、

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