【新東京書簡】第七十一信『Jリーグのこれからに備えよう』後藤(20/4/29)
第七十一信『Jリーグのこれからに備えよう』

グッズ情報も話題づくりのひとつ。写真は『FC東京勝サンド』。まさるサンドではない。
◆迅速な資金調達
祝日といえども、もはや毎日が祝日状態。あえて休む意味もなかろうと、朝から仕事をするべく張り切ったが、いかんせん寝不足。ゆうべ就寝が遅くなったことがたたり、寝落ちしてしまった。
睡魔を追い払ったのは宅配便のお兄さんが鳴らす呼び鈴だった。置き配でいいですよと言いそびれ、パッと着替えてマスクをつけて表に出ると、互いに距離をとりながらサインと荷物の受け渡し。ソーシャルディスタンス(社会的距離)が根付きつつある証左だ。華麗なバックステップで距離をあけるお兄さんのしぐさも慣れたものだ。
通行人を見ても、道路の両端を歩き、対向してぶつかりそうなら位置を変える、そういう個人戦術を行使する人々が以前に比べれば増えてきた。なんだかんだと人類は適応しつつある。じつにたくましい。
そんなことを思いながら、包みをすぐに破いてゴミ袋に入れ、荷物を取り出し、手洗いと消毒をする。これもいつもどおりだ。
山形市に住む母から届いた荷物は不織布マスクが2箱。この時期にもう予想はつくかと思うが、まごうことなき中華人民共和国製品である。ありがたく頂戴し、いざというときのためにとっておこう。まだ国産マスクのストックはある。
お礼の電話は落ち着いてからにするか――と考えて再び就寝。目覚めたあと、サッカー界の動きをゆっくりと考えた。
まずJリーグは昨日4月28日、
(残り 1689文字/全文: 2444文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ