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ふたりの出番か。練習試合の5得点に自信を深める矢島輝一、U-20韓国代表の躍進に刺激を受けるナ サンホが活躍の機会をうかがう【J1第15節プレビュー】

 
「タケ(久保建英)がコパに行っていて真価が問われる」と、長谷川健太監督。
 監督が交替したばかりのヴィッセル神戸は未知数の存在。FC東京としては、今シーズン貫いてきたサッカーのクオリティをどれだけ示すことができるかが、次節勝利のカギを握っている。
 
 しかし前述のように久保が不在、ジャエルはいまだ復帰せず、大森晃太郎がフェイスガードを付けながら全体合流を果たしたばかり、永井謙佑も肩を痛めた影響で出場が可能かどうか不透明で、いつものサッカーを遂行できるという保証はない。
 
 いきおい、クローズアップされる攻撃陣は、まずはフォワードであれば矢島輝一、サイドハーフであればナ サンホということになるだろう。具体的な起用法は未定としても、二日後の味スタでその力が必要になる可能性は高い。J1第14節を二日後に控えた練習を終え、ふたりが取材に応じた。
 
◆「運も実力」。めぐってきたチャンスを逃さない矢島輝一
 

©F.C.TOKYO


 運も実力のうち――と、矢島輝一。常日頃鍛えてきた成果を発揮しようと、出番を心待ちにしている。
「それをピッチで表現して全力で楽しめれば、

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