圧巻。無慈悲なFK一発で久保建英がサガン鳥栖を葬る【ルヴァンカップGS第3節第1報】

雨降る夜の秩父宮ラグビー場。
4月10日、冷たい横殴りの雨に襲われた秩父宮ラグビー場で FC東京がルヴァンカップGS第3節に臨み、サガン鳥栖と対戦。懸命に守る鳥栖の組織を崩せず後半40分近くまで得点できなかったが、途中出場の久保建英が自ら獲得した直接フリーキックを決めて先制。そのままタイムアップの笛を迎え、1-0の勝利を収めた。
敵将のルイス カレーラス監督も「肝心のゴールの、詰めのところがなかった。逆に、相手は質の高い選手を揃えているFC東京。そのなかに久保建英という非常に将来性のある選手もいて、その選手に対して非常に危ない位置でのフリーキックを与え、それが失点へとつながりました。これがほんとうにサッカーだなというところです」と、脱帽せざるをえなかった。
◆『“やっとだな”という感じですね』
一方、切り札を後半17分までとっておいた長谷川健太監督は「難しいゲームにはなると思っていました。途中から1点勝負だなと見ていました。昨年もルヴァンカップの新潟戦でゴールを決めている。その後リーグ戦では使い切れなかったんですが、今シーズンはこれをきっかけにリーグのほうも結果を期待していきたいと思っています」と、称賛を惜しまなかった。
リーグ戦の切り札であるジャエルとナ サンホは先発に回っている。長谷川監督は、試合を決めるカードとして久保に期待、決勝点を獲るものと想定していたことが、次の発言から明らかになった。
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