恐るべし長谷川健太監督。勝利を強引に引き寄せた終盤の絶妙手【J1第3節第1報】

味の素スタジアム。青赤パークに案内する文字が掲示されている。
3月10日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第3節に臨み、2-0の勝利を収めて成績を2勝1分とした。0-0の時間が長くつづきスコアレスドローになりそうな空気が漂ったが、後半43分、小川諒也の叩きつけるようなシュートが相手のオウンゴールを誘発して先制。アディショナルタイムには大森晃太郎からのパスを受けた久保建英が自ら左寄りの敵陣を突破して持ち込み、中央方向へとパス。これをファーサイドから走り込んできたジャエルが決めて点差を拡げ、勝負を決めた。
青赤横丁をリニューアルした青赤パークが想定を上回る盛況。ピッチ内もよければベスト――という期待に応えられそうにない時間帯がほとんどだったが、最後の最後で昨年のスタメンには不在だった“新戦力”の3人が破壊力を見せ、ストーリーをハッピーエンドで締めた。
◆勝負へのこだわり
永井謙佑が早々に負傷で退いてしまったこともあるが、
(残り 1814文字/全文: 2300文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ