【Review】備えあれば憂いなし。勝負師の采配を可能にしたケンタ東京の用意周到-1【J1第20節第2報】
◯事前に準備された選手層の厚さ
もしもプロ野球であれば“猫の目打線”とでも形容されそうな日替わりのスターティングオーダーが、わずかずつではあるが、選手の負担を軽減している。
中断明けの初戦となった7月18日のJ1第16節から第20節まで、5試合のすべてに先発しているのは森重真人と髙萩洋次郎のふたりだけ。フル出場となると森重のみだ。室屋成は体調不良で第16節を欠場、ディエゴ オリヴェイラも契約による都合で第16節に出場できず4試合にとどまっている。同じく4試合出場の太田宏介は平日開催の第19節をベンチで過ごした。
前半戦はベンチでクローザーとなっていた米本拓司、富樫敬真、田邉草民、夏の補強組であるリンスと丹羽大輝、あるいはJ3メンバーの矢島輝一、小川諒也、内田宅哉、岡崎慎、内田宅哉の積極的な起用により、19日間で5試合という日程を乗り切ってきたケンタ東京。1シーズンを見越しての準備が、
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