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「理想を言えばスペインやブラジル。でも――」地に足の着いた、完成時のプレーイメージを持つ品田愛斗。世界最高峰と伍して戦うために己を磨く【J3第16節Preview-1】

あす6月30日、アウエー藤枝総合運動公園サッカー場で開催されるJ3第16節には、いつものように若い選手たちがFC東京U-23として出陣する。
中盤の核となりそうな品田愛斗は、vs,藤枝MYFC戦に向け、次のように抱負を述べた。

「いつもどおり、求められている部分で守備を空けないことと、しっかり(アプローチに)行くところというのを自分がチーム全体に伝えられるか。あとは攻撃の部分でシンプルに攻撃を組み立てるところと、自分の特長でもある得点につながるパスとを使い分けられるようにということを、個人的には意識しています」

思いの外、守備に対する意識が高い。それでいて、ボランチに求められるシンプルな組み立てだけでなく、しっかりコンダクターとして通さなければいけない勝負のパスも意識している。
現在の日本代表で言うなら柴崎岳、FC東京で言えば髙萩洋次郎が、やはり近いタイプだ。

世界のスーパースターには攻撃特化型の選手が少なくない。それはかつての釜本邦茂もそうだったが、優れた攻撃手がボールを持つことで相手が守備の人数を割かなければならなくなり、

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