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中島翔哉代表初ゴールの翌日に室屋成怒涛の3アシスト。「(翔哉と)いっしょにやれたらいいと思います」【練習試合vs.RKU第1報】

躍動した室屋成。たしかな自信がにじむ。

3月24日、小平グランドでおこなわれた45分×2本の練習試合vs.流通経済大学戦で、右サイドバックの室屋成が3点を演出する働きを見せた。2本め19分、永井謙佑のシュートが右ポストを叩かず枠内に入っていれば4アシストとなるところだった。
1本め32分、39分、2本めの11分と、次々にクロスをチームメイトに決めさせた。残る2点は東慶悟と太田宏介のアシスト。この日の主役は室屋だった。

長谷川健太監督には攻撃参加を求められていたという室屋。この日は対戦相手の流通経済大学が果敢に高くラインを上げてきたうえ、FC東京も全体的にラインを押し上げて戦っていたため、室屋自身も相手陣内深くをえぐる攻撃に挑める環境ができていた。まるで打ち出の小槌のようにゴールが生まれた。
「練習試合なので、公式戦でこのくらいできるようにしたいですね」
できて当然、という面持ちだった。

サイドバックはチームの組み立てと連動しているポジションなので、試合の状況を無視して単独で攻め上がれるものではない――と、室屋はvs.ジュビロ磐田戦の前にも説明していたが、この日もそれを繰り返すことになった。
「この試合は周りの選手もうまくタメをつくってくれて、

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