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早期のJ1デビューにリッピ本人の反応は?

小平で練習するある日のリッピ ヴェローゾ。左はジャキット。

「今シーズンのうちにJ1に出場できたことは早いと感じますか?」
こう問うと、リッピ ヴェローゾは「驚いた」という意味の答えを返してきた。
「きょう(21日)のメンバー入りは昨日(20日)発表があったんですけれども、昨日の時点では同日開催のJ3に行くものだと思っていましたので、そこでJ1に選ばれて非常にびっくりしました。もちろんJ1に絡めるようにということで、いままで準備を積んできたという自負はありますが。どのくらい早いかはわかりませんが、チャンスがなかった地点からここまで来たということは、思ったより早く生まれたチャンスだと思います」
J1第30節vs.北海道コンサドーレ札幌戦に後半42分から出場。無職の状態からトップの舞台に辿り着くまで、青赤の一員となってからわずか3カ月の出来事だった。

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元FC東京のルーカスさんに随伴するように来日したリッピがしばらく練習に参加したあと、資質を認められて正式加入が発表されたのは7月12日のことだった。国内デビュー戦となったJ3第17節「ガイナーレ鳥取vs.FC東京U-23」で、久保建英に替わり後半36分から出場。後半40分に早くも日本での初ゴールを決めた。

しかし

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