青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

【有料記事】室屋成全体合流! 2番の復帰でどう変わるか、そして現状のチームが来季に遺すものとは(2017/09/19)

早めの全体合流にあかるい表情の室屋成。

室屋と柳貴博の競争を見守るかまえの安間貴義監督。

昨日18日のトークショーで予告していたとおり、室屋成が9月19日の練習から全体合流を果たした。週明け始動日の本日は3vs.1や6vs.2のボール廻し、ペース走、ミニゲームというメニューで、フルコートでの長時間のゲームはなし。安間貴義監督が「きょうの枠の大きさだったら十分できる」と言うように、比較的低めの負荷では問題が発生しない状態で、室屋本人もいたって元気な表情。今後はより負荷をかけて経過を観察していく。
なお、石川直宏や平岡翼などのリハビリ組に加え、本日から佐々木渉が別メニューの練習を開始。グラウンドに姿をあらわしている。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

以下は室屋の復帰第一声。
「なんとか無事に復帰できました。ホンマやったらあと二週間くらいかかったと思うんですけど、だいぶ早いですね。でもまだ次の試合に出るかもわからないですし、やりながら様子を見て。肉離れは初めてですし、ゆっくり焦らず。あとは試合形式になったときにどうするかですね。走るポジションですし」

室屋復帰はあくまでも実際のコンディションと出来次第だと安間監督は言う。
「まずグラウンドで見てみたいですね。グラウンドで見てどのくらいできるのか、じゃないですか。きょうの枠の大きさ(タテ1/3、ヨコ1/3サイズ)だったら十分できると思います。少し時間を置いてどのくらい痛みが出てくるのかわからない。だんだん動きを大きく、上下動を繰り返したときに彼のからだがどういう反応を示すかによると思います」

安間サッカーへの適応に、室屋本人は楽観的だ。基本布陣が3-1-4-2から3-4-3に替わったが、大外がウイングバック一枚であることに変わりはないからだ。
「ボールを握ることを意識し始めているので、より攻撃にかかわれるチャンスが増えるかと思う。上(スタンド)から試合を観ていても、自分だったらどうしようと考えていましたし、もし試合に出たら、チャンスをつくれるのではないかと思います」

しかし、「いまは柳が右のウイングバックを担っているが、室屋が入って変わるか?」と訊ねると、安間監督は、

(残り 1321文字/全文: 2361文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ