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【有料記事/J3第7節第2報】Report◆最後は9人となったFC東京U-23、シュート1本の敗戦。学生と選手の“兼業”をつづける琉球の名倉は1アシストをマーク(2017/05/06)

同サイドでマッチアップする内田宅哉と名倉巧。この試合で結果を残したのは名倉のほうだった。

5月6日、FC東京U-23は味の素フィールド西が丘でJ3第7節に臨み、0-3でFC琉球に敗れた。久々に公式戦で先発した米本拓司は33分に小林真鷹と交替したが、中村忠監督によればこれは予定どおりのものだった。前半18分と後半37分には二枚のイエローカードでそれぞれ小川諒也と内田宅哉が退場、最後は9人となっていた。

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開始わずか2分、フリーキックのこぼれ球を才藤龍治に押し込まれて先制を許すと、前半15分までの序盤は主導権を握れず苦しい展開。11分に繰り返しの警告でイエローカードを提示されていた小川諒也が18分に反スポーツ的行為で再び警告を受け、退場処分となると、ますます苦しくなった。
それでも23分、自陣でカットしたボールを久保建英が独力で運ぶカウンターを仕掛け、長距離のドリブルの末に柳貴博に預けてコーナーキックを獲得するなど、ひとり少なくなった直後の時間帯は積極的な反撃が見られたが、30分をすぎるとその勢いも消え失せた。
30分、FC東京U-15深川出身の名倉巧のパスを受けた富所悠が右足で決めて0-2。36分にはこぼれ球をまたも富所に決められ、3点差となった。

ひとり少ないFC東京U-23は後半13分、攻撃的なカードとしてネイサン バーンズに替えて岡庭愁人を投入した。
「彼はもともとサイドバックの選手なんですが、J3では何回かワイドをやっていて、

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