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【有料記事/宮崎・都城キャンプ】若手を多く含むメンバーでマリノスに4-2の勝利。小川諒也「(得点のシュートは)無回転気味ですね。練習ではたまに出る」(2017/02/09)

ボランチとして篠田善之監督からの評価が高かった内田宅哉。室屋のアシストで1得点。

ボランチとして篠田善之監督からの評価が高かった内田宅哉。室屋のアシストで1得点。

蹴る前が狙っている様子がわかる小川諒也、得点直前の場面。

蹴る前が狙っている様子がわかる小川諒也、得点直前の場面。

ガッツポーズのあとはこの表情。会心の一撃か。

ガッツポーズのあとはこの表情。会心の一撃か。

ユ インスと手をタッチ。

ユ インスと手をタッチ。

2月9日、FC東京はシーガイアイベントスクエア1で横浜F・マリノスと45分×2本の練習試合をおこない、4-2で勝利を収めた。
開始早々の2分、小川諒也の右コーナーキックがファーサイドで相手に弾かれたあと、このボールを拾ったネイサン バーンズがペナルティボックスからゴール前を横切るような絶妙のパス。これをフォワードのような嗅覚とポジショニングがある橋本拳人が正確に決めて東京が先制した。
扇原貴宏をアンカーに置くシステムのマリノスは立ち上がり、注目の左サイド齋藤学になかなかパスが出てこない。ようやく10分に混戦からシュートを放ったが、この決定機を除くと、20分ほどまではこれといった有効打がなかった。その20分、マリノスのセンターバック、ミロシュ デゲネクが永井謙佑をファウルで倒し、警告処分を受ける。結局、打ぼくの永井はピッチに戻れず、24分に快速のウインガーという点ではタイプが似ている平岡翼を永井と同じ右サイドハーフに投入、機能性を維持した。
次第に支配力を高めたマリノスは35分、右から切れ込んできたダビド バブンスキーが強烈なシュートを決める。このゴールでスコアは1-1に。その後は両チーム譲らず、同点でハーフタイムに入った。守備意識が高い平岡には「タスクいい感じ。そう、それでいい!」と声がかかっていた。
2本めはメンバーを11人そっくりサブ組に入れ替えたマリノスが先行し、11分に“東京キラー” 富樫敬真が左斜め後方から入ってきて右からのクロスにニアで合わせるビューティフルなゴール。これで東京は逆転を許してしまった。
東京は16分、鈴木喜丈が中央左寄りを持ち上がり、左足のクロス。展開次第ではシュートも撃てそうな場面だった。21分、田邉草民に替わって途中出場の内田宅哉がボランチに入ると、以降は東京の押せ押せ。篠田善之監督は「内田が入ってから落ち着いた」と高評価を与えたが、たしかにこの時間以降マリノスにチャンスはなく、

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