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【有料記事】練習試合vs.国士舘大学戦コメント◆平岡翼「バーンズと共鳴できた」「もし決まらなかったら、ただのトラップミスになるところだった」「しっかりと自分を見つめ、地に足をつけて進みたい」(2015/12/06)

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練習試合vs.国士舘大学戦コメント◆平岡翼「バーンズと共鳴できた」「もし決まらなかったら、ただのトラップミスになるところだった」「しっかりと自分を見つめ、地に足をつけて進みたい」

2本めの終盤、カウンター攻撃となり、左サイドを激走したネイサン バーンズから中央でボールを受け、冷静に流し込んで決勝ゴールをマークした平岡翼。1点めのサンダサとあわせ、マッシモ フィッカデンティ監督のもとで出場機会の少なかった攻撃陣が結果を残した恰好だ。
12月5日の小平でおこなわれた練習試合FC東京対国士舘大学、45分×2本のスコアは、1本め0-1、2本め2-0。トータル2-1で東京がプロの面目を保った。調整のための練習試合とはいえ、羽生直剛が言うように、プロの強いチームが大学生に負けていいはずがない。天皇杯準々決勝まであと三週間という微妙な時期に組まれ、国士舘大学を相手に苦戦した試合での決勝点に、勝利を手繰り寄せた殊勲のアタッカーは何を思うのか。2本めの33分から途中出場、4-4-2の右サイドハーフで躍動したちいさな英雄に、胸中を訊ねた。

――こういう練習試合だといつも出場時間が少なく、きょうも13分間くらいだったと思いますが、いきなり相手のセットプレーのあとのカウンターでチャンスがめぐってきたところ、決勝点をマークしました。短い時間でも決めようという明確な意識があったのでしょうか?
平岡翼 むしろ「長いな」と思っていました。早く呼ばれたな、と。自分では5分間くらいかと思っていたのですけれども、それよりも多くの時間を残して呼ばれたので、これは自分にも仕事ができるチャンスがあるかな、と思っていました。

――バーンズが、彼もこれだけ速く走れるのかと驚くくらいに左サイドを駆け上がり、平岡選手はそこで中に入っていけばちょうど合うというヴィジョンだったのでしょうか?

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