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【無料記事】小平恒例、一枚の写真◆森重真人、チームで唯一の日本代表選手となる(2015/08/27)

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日本サッカー協会は27日、ワールドカップアジア2次予選に臨む日本代表メンバーを発表。東アジアカップで好印象を残した遠藤航(湘南ベルマーレ)や米倉恒貴(ガンバ大阪)がJクラブから選出されるなか、FC東京からは唯一、センターバックの森重真人がメンバー入りを果たした。

マッシモ フィッカデンティ監督は「(森重だけが選ばれたのは)ほかの選手たち、太田宏や権田修一は状態がよくありませんし、武藤嘉紀にいたってはもういませんから(当然のことです)。ゆっくりやっていきたい。大事なのは、チームの状態、選手の状態がいいこと。それらがよくなれば、代表に選ばれる可能性が出てきます」と言っている。

森重真人はミックスゾーンで約6分間立ち止まり、取材に応じた。
「アジアで勝つのがかんたんではないことは自分たちも感じています。シンガポール戦を見ても、勝ちきれないのは自分たちの力のなさによるものだと思いました。そういう危機感を持ってやらないといけない。予選が進むにつれて難しくなっていきますけれども、もう、このときから準備をしていかないと」
「常に日本はチャレンジャーの気持ちで臨まないと、どこかでつまずいてしまう」

日本代表での活動が、プレーヤーとしての幅を拡げるために有効に作用していることを実感する言葉もあった。
「代表の責任と(クラブ)チームでのプレーがつながってきている。チームと代表の行き来で、いいバランスができてきたように思います」
森重はあらためて「自分が中心となって勝ち抜いていかないといけない」と言った。FC東京でも日本代表でも、守備の要にしてチームの中心という同じ役割を果たすようになることを期待したい。
(以上)

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