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【レポート】再始動の小平初日、2部練習の予定を1部に変更、ただし長時間(2013/2/06)

沖縄県国頭村での一次キャンプから帰京したFC東京は2月5日、小平で再始動した。
しかしこの日フルメニューをこなしたのはゴールキーパーの塩田仁史、左から太田宏介、森重真人、加賀健一、徳永悠平のディフェンスライン四人、中盤の長谷川アーリアジャスール、フォワードのルーカス、平山相太、渡邉千真のみ。フィジカルチェックで相当数の選手が不在のうえ、6日の対ラトビア戦に向けて日本代表に招集された権田修一と高橋秀人も留守。最初にランニングではいっしょだった石川直宏や大竹洋平などの選手がトレーニングが進むにつれ段階的に抜けていき、最後は4対4+キーパー(片方のキーパーは山岸範之ゴールキーパーコーチが務めた)のゲーム形式で練習を終えた。

当初は9時30分から二部練習を実施する予定だったが、開始を30分遅らせて10時からとし、一部練習に切り替えた。午前がフィジカル、午後がボールを使ったトレーニングになるところ、両者を連続させ、2時間20分のあいだ、じっくりと取りくんだ。フィジカルのあとはパスのリターンをもらって前へと出ていくもの、1対1の勝負局面からシュート、スタッフを加えた攻撃側5人対守備側4人+キーパーでのポジショニング(アプローチまでで守備側はボールを奪わない)、前述のゲーム形式などをこなし、人数が少ないながら充実したものとなっていた。
7日水曜日にも第二陣がフィジカルチェックへと赴くなど、最初の三日間はスケジュールが立てこんでいるために、もともと半休のような期間だが、まだ開幕前で負荷を落とすわけにもいかない。その意味では適度な練習ができたのではないだろうか。

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