「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

始動から5日目。佐藤祥の視点「去年の反省があるし、個人的には練習からもっともっとやっていかないといけないという危機感しかない」【魂を注入中】(25.1.10)

6日の始動から今日で5日が経過した。佐藤祥に実感を語ってもらった。

 

▼気になる若手は?

――今日で始動から5日目ですが、率直な感想は?

「メニューは去年をベースにしているし、自分の頭のなかで想像しているとおりに進んでいっています。もちろん強度は高いです。あとは、去年の始動時期よりもメニュー構成や進め方がきちっとしていると感じるし、選手たちもその分かなり集中して取り組めていると思います。みんながしっかりとしたモチベーションをもって自分と向き合いながら進められている雰囲気はありますね。みんな真面目だし、実直にサッカーに向き合っている感じがします」

――誰かと話をしましたか?

「ちょくちょく話はしますが、まだご飯に行ったりというのはないですね」

――今年は年齢的に中間層が少なくなりました。若手とベテランが繋がっていくところが大事ですよね。

「そうですね。去年もそうでしたが中間層が少ないのですが、あまり意識せずにやっていきたいです。たまにベテランが若手にがっつりとちゃんと話をするような感じになると若手は身構えてしまうので、毎日ちょっとずつコミュニケーションを取って、時間と量を重ねていくことだと思っています」

――去年の反省を踏まえ、チームの作り方やつながり方、チームビルディングが大事ですね。

「それは間違いないです。ピッチ上のことは監督やコーチがしっかりやってくれるので同じ方向を向けると思いますが、ロッカーの雰囲気を作っていくのは選手たちがやること。まだ新加入の選手たちはメニュー構成を探りながらやっている状況だと思うし、これからそういう戸惑いのようなものが徐々に抜けていったときに、練習に入った瞬間から『テンションを上げてやっていくよ』という雰囲気をどんどん作っていきたいです」

――来週からキャンプです。

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