「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

浦和からやって来たシン元気印。堀内陽太「新しい環境に飛び込んで、自分の気持ちをもう一回引き締めて、チャレンジすることが自分の成長につながる」【New Face①】(25.1.9)

▼影響を受けたのは遠藤航や原口元気

7日の全体練習後、堀内陽太は河内の練習グラウンドの外周をゆっくりと走り出した。裸足で。短パン半袖姿で。トレーナーを連れ立って外周をゆっくりとジョグすると、しばらくしてからこちらに来てくれた。ひええ、さむいーと言いながら――。

 

「インナーやスパッツは気持ち悪いんです。ピチピチ感がすごく嫌で、長袖はちょっと動きづらい。動き出すと簡単なウォームアップでもすぐに暖かくなって暑くなっちゃうので」

――でも、浦和より宇都宮の方がさすがに寒いでしょう?

「浦和より全然寒いですね。浦和でも練習後に裸足で歩いてたんですけど、比べものにならないくらい足の裏が冷たいです()

――どうぞお風邪をひかないように。元気な印象ですが、浦和でも元気印といういじられ方だったんですか?

「いやあレッズではあんまり目立つ感じでもなく、先輩のあとをちょこちょこくっついていくみたいな感じでした。でも、いつの間にか“可愛いキャラ”みたいになってて()、あれ? なんでかな? と思って。なんでなんですかね()

――栃木でもすでにそんな雰囲気が漂っていますよ。

「昨日の新体制会見でも最後に半袖短パンだねえといじられました()

――でも、ピッチに入ると全然そういう感じではないそうですね。

「そうですね。小学校の頃からサッカーを一緒にやっていた友達からも『ピッチに入るとマジで怖いよ』って言われるくらいでした。確かに、自分でもスイッチの切り替えはあると思っていて、意識している部分もあります。ピッチに入った瞬間に切り替えてサッカーに100%で打ち込むことは小さい頃からずっとやってきたことです」

――尊敬しているプレイヤーは誰ですか?

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