「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

序盤は大量失点、終盤は最少失点。GK勢にとっても悔しい1年。【ポジション別レビュー GK編】(24.12.9)  

各ポジション別の選手レビュー。まずはGK編から。

 

丹野研太

リーグ戦36試合出場(うちスタメン36試合、3240分出場)

 

『チームの復調とともに存在感』

シーズン序盤の大量失点の責を丹野に押し付けるのは酷だろう。

一方、シーズンの最後はチームとしてゼロベースの堅調な戦いを見せられるようになり、堅い守備のなかで、丹野の間一髪セーブによって勝点1を掴む試合も作った。36節横浜FC(△0-0)で相手のリスタートに対して安定感のあるセーブを見せてゼロで進め、最終節徳島戦(△0-0)は後半に相手の決定機に対して至近距離のフィニッシュを身体に当てて1失点も許さなかった。

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