「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

福島隼斗が今季感じた「南野遥海」「小林伸二」「サポーターを喜ばせたい」という3つの熱源。【2024シーズン振り返り】(24.11.29)

▼激勝した鹿児島戦の出来事

「初めて降格を味わったのでスッキリは終われていません。毎年ちょっとずつ後悔はありますが、今年は降格してしまい、最後も勝てなかった。今までで一番悔しいシーズンです」

1125日。シーズンが終わって2週間ほど経過したが、福島隼斗は心につっかえたものを抱えながら、来季に向けてトレーニングを重ねていた。

昨季はほぼ1シーズンをフル稼働できていたが、今季はシーズンの序盤、チームが一番苦しいときに足首のケガで離脱し、力になれなかった。年間25試合の出場に留まった。

「悔しいですよ、ほんとに」

シーズン後の全体のトレーニングは、リラックスムードのなかにも個々の熱さが垣間見えるものだったが、福島と同じような思いを多くの選手たちが抱えながら過ごしているのかもしれない。

改めて、福島に今季を振り返ってもらった。鮮烈に印象に残っているのはシーズン終盤戦、残留争いの直接対決となったグリスタでの鹿児島戦(〇2-1)の光景だ。

(残り 1593文字/全文: 2007文字)

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