「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

矢野貴章が語る現状と来季。「やっぱりポジションを死守したいし、次も出るために、という思いでやっています」【矢野の目】(24.11.8)

前節横浜FC戦(△0-0)は相手のJ1昇格が懸かる一戦ということでメディアも多数駆けつけていた。その中で旧知の記者たちが口を揃えていたのが「矢野はすごいね」という言葉。今季の序盤戦もすごかったが、終盤戦もすごいのである。

 

▼矢野が語る栃木らしさ

――この前の横浜FC戦はすごく締まったゲームになったと思いますが、どういう感覚を持ったゲームでしたか?

「そうですね。その前のエスパルス戦の反省、失点してしまったところの隙、ちょっとした緩さみたいなものを修正できたと思うし、本当にみんなで体を張ってゴール前で固く守った、本当に栃木らしいサッカーができたと思います」

――ああやってゼロで進めて最後にロングスロー2本から決定機も作って、あれで勝ち切れればという試合でしたかね。

「あの試合に関してはそうですね。ただ、流れの中でなかなか攻撃やチャンスができなかったので、そこが本当に課題だと思います。ただ、みんなが最後まで粘ったからこそ、ああいう最後のところのロングスローが効いたと思いますし、それは良かったのかなと思います」

――矢野選手はセンターバックのンドカ・ボニフェイス選手とマッチアップしていて、あそこで事故が起きそうだなと感じていたんですが、どういう感触でやられていたのでしょうか?

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