佐藤祥「とにかく情けないし、悔しいし、申し訳ないという気持ちです」【J2第36節 清水エスパルス戦後のコメント】(24.10.27)
2024明治安田生命J2リーグ第36節
2024年10月27日14時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 16,476人
栃木SC 0-1 清水エスパルス
(前半0-0、後半0-1)
得点者:50分 住吉ジェラニレショーン(清水)
気温 23.5℃
湿度 56%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 27 丹野 研太
DF 23 福島 隼斗
DF 40 高嶋 修也
DF 5 大谷 尚輝
MF 7 石田 凌太郎
MF 16 玄 理吾
MF 4 佐藤 祥
MF 18 川名 連介
FW 42 南野 遥海
FW 19 大島 康樹
FW 29 矢野 貴章
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 33 ラファエル
MF 10 森 俊貴
MF 24 神戸 康輔
MF 30 福森 健太
FW 32 宮崎 鴻
FW 45 山本 桜大
■佐藤祥
「勝たなければ意味がないし、栃木SCを愛する皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」
――前半は悪くなかったけれど、後半の立ち上がりが悪く、そこで失点してしまったという流れでした。
「前半はいい流れで進んでいって、前半はいい形でコンパクトに守れたと思います。『後半ももう一回、前半のような戦いをしよう』とみんなで話していましたが、それがどうしてもできなかった事実があり、そこの隙を突かれたと思います」
――できなかったというのはチームとして表現が揃わなかったという事ですか?
「そうですね。選手個人がどうというよりも、みんな口では『前半のようにやろう』と言っていましたが、実際にやれてなかったです。それが実力だし、相手はそういう小さな隙をつけるチームです。そういうものが今年、この試合だけではなくたくさんあったと思います」
――これでJ3降格が決まりました。
「栃木SCを応援するサポーター、そしてフロントスタッフ、そういう栃木を支えてくれる人たちがたくさんいるなか、そういう人たちのために頑張ろうという話をずっとしていました。まずはそういう人たちに対して申し訳ないという気持ちです。キャプテンという立場でもっとできたんじゃないかというのをずっと考えています」
――今シーズンを振り返ったときに足りないと感じたことは?
「前半戦で監督が交代したわけですが、自分が勝たせてやるとか、本気になって前のボールに食らいつくとか、目の前の相手に負けないとか。サッカーの技術はあるかもしれないけどそういうところがちょっとずつ薄れていったのがシーズンの最初だったかなと思っています。このままではダメだと思いながらも自分は情けないことに怪我をしてしまい、復帰してから何とか表現しようと思っていましたが、ずっと栃木にあった粘り強さが失われていたと思います。それだけじゃないと思うし、今はとにかく情けないし、悔しいし、申し訳ないという気持ちです」
――今の段階で来年どうこうというのは難しいと思いますが、言葉にするとどうでしょうか?
「この経験をした人たちがまずはこの気持ちを忘れないことが本当に大事だと思っています。僕自身、ずっと忘れない経験になるし、これから続くサッカー人生において、サッカー人生においてプラスにできるように、栃木SCに還元できるように、選手一人ひとりが意識しないといけない。この先どんなサッカー人生があるのか分からないですけど、そういうことだと思います」