精度を欠く厳しい勝点1。崖っぷちに追い込まれる。【J2第35節 ザスパ群馬戦 レビュー】(24.10.21)
2024明治安田生命J2リーグ第35節
2024年10月20日14時キックオフ 正田醬油スタジアム群馬
入場者数 4,354人
ザスパ群馬 0-0 栃木SC
(前半0-0、後半0-0)
得点者:
気温 19.8℃
湿度 28%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 27 丹野 研太
DF 23 福島 隼斗
DF 40 高嶋 修也
DF 5 大谷 尚輝
MF 7 石田 凌太郎
MF 16 玄 理吾
MF 4 佐藤 祥
MF 18 川名 連介
FW 42 南野 遥海
FW 19 大島 康樹
FW 29 矢野 貴章
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 17 藤谷 匠
MF 10 森 俊貴
MF 44 揚石 琉生
MF 6 大森 渚生
FW 15 奥田 晃也
FW 38 小堀 空
▼前半は二度の決定機を逸機
前半は風下だったが、CB高嶋からのロングフィードが有効だった。
22分、高嶋がボールを持つと頂点の矢野が背後へ抜け出して起点を作る。下げて受けた川名がドリブルで縦に切り裂き、このクロスを大島がインサイドで丁寧に合わせたが、”薄く当て過ぎてしまい”ボールは右へ外れていった。最初の決定機だった。
序盤から川名のドリブルが効いており、群馬も右SBの川上のほか、右SHの樺山もダブルチームで付く構えで膠着状態へ持ち込んでくる。
栃木は左サイドから逆の右サイドへ展開したとき、石田から矢野への楔のパスが有効に機能したシーンもあったが、次第に矢野に収まった“次のボール”が防がれ、そこからの展開を潰されるようになっていく。群馬のボランチの仙波がこの辺りの嗅覚が鋭く、奪われたボールは巧みに繋がれ、栃木の即時奪還も不発となった。
矢野に楔が入ったときのシャドーやボランチのサポートの角度やポジショニングが悪く、前進するための精度が不足した。
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