「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

小林伸二監督「残念ながら勝てなかったですけど、勝点は獲って前には進んでいるので、残り4試合、頑張っていきたいと思います」【J2第34節 愛媛FC戦後のコメント】(24.10.6)

2024明治安田生命J2リーグ第34節

2024年10月6日14時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム

入場者数 5,415人

栃木SC 1-1 愛媛FC

(前半0-0、後半1-1)

得点者:55分 大島康樹(栃木)、74分 石渡ネルソン(愛媛)

気温 24.3℃
湿度 77%
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 27 丹野 研太
DF 23 福島 隼斗
DF 2 平松 航
DF 33 ラファエル
MF 10 森 俊貴
MF 22 青島 太一
MF 4 佐藤 祥
MF 6 大森 渚生
FW 42 南野 遥海
FW 19 大島 康樹
FW 32 宮崎 鴻
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 40 高嶋 修也
MF 16 玄 理吾
MF 7 石田 凌太郎
FW 15 奥田 晃也
FW 29 矢野 貴章
FW 38 小堀 空

77分 森→石田
77分 大島→奥田
80分 大森→高嶋
86分 南野→小堀
86分 宮崎→矢野

 

■小林伸二監督

「前半はシンプルに放り込まれたのに対して、クリアを拾われ続けて苦しい時間帯がありましたが、少しずつ良い時間になったと思います。後半はしっかりと収まるところがもう見えてきていたので、ある程度、収まるところを決めてサッカーをしました。あまり繋いだりというのは難しいかなと感じたので、はっきりさせました。トップと右サイドを起点にするところはうまくいって、うまく点が取れたなと思います。その後は少しプレッシャーから開放されたようにボールは回ったと思いますけど、追加点が欲しかったなと思います。その中でやっぱり相手にメンバーを変えられて、こっちは1点を取っているので、逆に後ろを固めて守れというのはちょっと怖くて、それは今シーズンはなかなかできていないので、そのまま前から行くという判断をしましたが、失点シーンは前から行ったときにワンタッチ、鼻先でワンタッチ、ワンタッチというような形で持っていかれたと思います。 あの一定のリズムにこっちのアプローチのタイミングが全部合っちゃったと思います。どこかで愛媛のパスが少しずれたり、どこかでツータッチが入るとまた違ったんですけど、全部ワンタッチで鼻先で持っていかれたので、あれは相手がうまかったなというところが言えると思います。先制点を取った後のサッカーを前半からできるようにしたいと思っているし、少しボールを持ったときにフリーだったら前につけてサポートするとか、運ぶとか、相手が来たらもう一個奥に蹴り込むとか、そういうことがもう少しできると、もうちょっと落ち着くんじゃないかなと思います。ただ、少しずつゲームの中で時間とともにリレーションとして変わっていったのはすごく良かったと思います。残念ながら勝ちきれなかったんですけど、現状としては今日のゲームはここまでの力かなと思います。でも、こういうプレッシャーの中で止める、蹴る、見る、どっちの足に入れる、どっちにサポートする、というところがあるといいなと思います。そこを怖がってもう一つ向こう側に蹴ってしまうとか、 そればっかりではやっぱり前半の前半みたいになると思うので、そこは大事にしたいなと思っています。選手たちが試合中に変わっていったところは褒めてやりたいし、よく点を取ったなというところも褒めてやりたいです。ただ、そう簡単には逃げ切れなかったというのが現状かなと思います。残念ながら勝てなかったですけど、勝点は獲って前には進んでいるので、残り4試合、頑張っていきたいと思います」

――失点シーンについては左サイドで大森渚生選手がアプローチをかけて、ラファエル選手が中央に行って、というところを交わされた形だったと思いますが、失点シーンの分析を現段階でどういうふうに捉えていますか?

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