「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

目の前に集中する小堀空「勝点とか、上のチームがどうとか、そこを見てる場合じゃなくて、自分たちがどう変わって、どう試合に臨んでいくかだと思う」【ザ・必死】(24.9.27)

前節鹿児島戦(〇2-1)では5試合ぶりにベンチ入りを果たし、80分から出場して直後に千金ゴールを決めた。宮崎鴻の「まだまだ燃えている」という証言のとおり、確かに小堀空は燃えていた。そうして結果を掴んだが、小堀が、福森健太がいう「ブレイクする選手」だとしたら嬉しいかぎりだ。

 

▼調子がいい状態でゴール

――鹿児島戦のゴールシーン(今季3点目)は、80分に途中出場した直後のロングスローからでした。準備していたとおりですか?

「そうですね、準備していたものです。相手がボールに触りそうだったし、中の方にクリアしそうだなと思って、できるだけボールが落ちそうなところで待ってました」

――あのときの相手GKが転んでいるのが見えていたんですか?

「見えていました。キーパーが動けなそうだったので、できるだけ超えるように打てばいいところに行くんじゃないかなと」

――うまく冷静にゲームに入れていたんですね。

「先週あった(水戸との)トレーニングマッチからすごく状態が上がっていて、その週の紅白戦でも2得点を奪えていたので、自分でも調子がいいなと思っていたし、あとはリーグ戦で結果を出すだけだなと思っていました」

――先日、宮崎選手に取材したときに「空がまだまだ燃えている」と言っていました。

(残り 1311文字/全文: 1843文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ