「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

選手たちは前向きにチャレンジしてくれている/今やれることを伝えてやっていく必要がある【伸二さん問答集 File.16】(24.9.21)

小林伸二監督から発せられる言葉は示唆に富んでおり、サッカーにおいて普遍的に大事なことに常に言及されている。【伸二さん問答集】としてまとめてみたい。

 

今回は19日の囲み取材から。

  

▼選手たちは少しずつ変化している

「メディアの皆さんにもへこたれずに来てもらってよかったです(笑)。夢のあるチームなので諦めていません。常に先手を取ることが大事だし、そこは選手たちは前向きにチャレンジしてくれています。あとは人材をどこで使うのか。人材が合っていないときに守備的に戦うこともあったけれど、今日の練習ではまた変わった顔が見えてきたなと思います。選手の立ち位置を変えることでこんなに違うんだなと。だから、どう組み合わせるのかが相当大事です。

それにしても、なかなか“来ない”という感覚です。前節も相手が後半は捨て身できたときにハマってしまって、あの後半の立ち上がりを凌げれば、相手もああダメかとなるんですけど、そこでやられてしまう。圧力を掛かられたときに構えてしまってやられてしまう。陣地を挽回しろ、裏へ蹴れ、固まれ、丹ちゃん2回も滑っているぞ、と言うんですが伝わらなかった。自分もまた勉強だなと思いました」

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