「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

衣類のリサイクルで貢献できる。ファン・サポーターや地域と取り組む新事業「アップサイクル・リサイクルプロジェクト – FANLOOP -」がスタート。【ニューㇲ】(24.9.10)

合同記者会見に参加した(右から)三正運輸・小橋栄信社長、橋本社長、myProduct・吉川貴広パートナー&リードディレクター

(記事・撮影 稲葉美和)

 

▼不要になった衣類はスタジアムへ

栃木SCは今月6日、クラブで取り組むSDGs(持続可能な開発目標)の新たなプロジェクトを発表した。

ファン・サポーターや地域住民から不要になった衣類を回収しリサイクルする活動「FANLOOP(ファンループ)」で、三正運輸(小山市)、myProduct(東京都)、オアシスライフスタイルグループ(同)の3社と共同で行い、サッカーを通じた社会貢献を目指す。

ホームの試合会場や賛同店舗などに回収箱を設置。集まった古着をタオルやハンカチに再生し、来シーズンのホーム戦来場者に無料配布する予定だ。

今月23日には、FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店でプロジェクトのスタートを告知するイベントを開催する。

 

県庁で開かれた合同記者会見での橋本社長コメント

「ホームタウン活動をより進化させ、社会課題解決につながるような取り組みをすることでファン・サポーターの皆さんにも意識を高めていただき、地域を巻き込みながら長期的に進めていきたい」

 

「FANLOOP」のロゴ。「チーム」「ファン・商店街」「パートナー企業」を象徴する3本の矢印はそれぞれ矢の形を変化させたデザインで、廃棄物から価値ある製品への生まれ変わりを表現している

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