「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

やるべきことを90分間貫徹し、今度こそホームで勝利を。【J2第28節 ヴァンフォーレ甲府戦 プレビュー&コラム】(24.8.24)

前節はホームでブラウブリッツ秋田と対峙し、0対0。27試合を消化して6勝7分14敗、勝点25、順位は降格圏の18位。今節は再びホーム戦となり、ヴァンフォーレ甲府を迎え撃つ。甲府にシーズンダブルはなるか。会場はカンセキスタジアムとちぎ。キックオフは25日(日)19時を予定する。 

 

PICK UP 内容を突き詰め、さらに勝ち切るためのポイントは?

 

▼やるべきことをやり切れるか

連続ホームで戦える、28節甲府戦だ。

前節秋田戦(△0-0)は前半は支配したが先制できず、試合終盤は劣勢に陥った。それでも粘り強い全員守備で勝点1を奪えたことを良しとしつつ、チームは今週、反省を活かそうとトレーニングに落とし込んで修正を図ろうとしている。

一つは、ビルドアップだ。ボールホルダーに多数のパスコースを作り、前進する。小林栃木が誕生して12試合を消化したが(345敗)、構築するスタイルを揺るぎないものにする挑戦が続いている。

残りは11試合、まずは降格圏脱出を目指す立ち位置だが、小林伸二監督が言及する「焦れずに自分たちのやっていることを信じること、仲間を信じること」が問われる局面だ。

前節秋田戦は、相手の出方によってその姿勢をブラされ、いつもと異なる戦いをしてしまい、劣勢に陥った。その反省を活かすのが今節の甲府戦だ。揺るぎない意志が試されている。

 

甲府は27節終了時点で8811敗、勝点3214位につける。18位の栃木とは勝点7差。

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