「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

焦れずに自分たちのやっていることを信じる/ラファエルは今季見た中で一番良かった/点を獲ったあとの5分、10分を集中すること【伸二さん問答集 File.12】(24.8.24)

小林伸二監督から発せられる言葉は示唆に富んでおり、サッカーにおいて普遍的に大事なことに常に言及されている。【伸二さん問答集】としてまとめてみたい。

 

今回は22日の囲み取材から。

 

▼焦れずに自分たちのやっていることを信じる

――残りは11試合です。勝利を掴んでいかないといけない状況です。

「そうですね。ただ、どこも一緒だと思うんです。ここで焦れずに自分たちのやっていることを信じること、仲間を信じることが、勝負の綾になると思います。変に慌てて余裕を失って蹴ってしまうとか、やっていないことをやるとか、そうなれば難しくなると思います。やっていることをやり続けることが大事だと思います。もう11試合なのか、まだ11試合あると捉えるのか。次の一戦を勝つために努力することが大事です。先のことを話してああだこうだと考えてしまえば、我々コーチ陣が怖がり、選手たちが怖がると動かなくなりますから、今やっていることをやり続けることを常に進めていけばいいと思います。結果はその先についてくるし、どう転ぶかは誰にもわかりません。そこは怖がらずにプラス思考でチャレンジしていけばいいと思います」

――選手たちにはその辺りの姿勢はあるでしょうか?

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