「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

宮崎鴻が語る肉体の変化と好調の要因。「筋力の数値が明らかに上がっていて――」【継続は力なり】(24.8.23)

 前節秋田戦(△0-0)では絶好の決定機を決め切れず、3試合連続ゴールはならなかった。だが、宮崎鴻がチャンスにありつき、ゴールの雰囲気を漂わせ続けているのは確かだ。本人のコメントからあれこれと好調の要因を探った。

 

▼筋力の数値が改善

――全体練習後には小林伸二監督と個別のトレーニングがありました。どの辺りを強調されているのですか?

「相手の圧力が来ているなかで、ワイドから楔のパスが入ったときに逆にターンして相手のプレスの矢印を折れると。秋田のような圧力の強いチームに対してそれで一気にひっくり返せると。前節秋田戦(△0-0)の反省ということで、そのイメージをつけてもらった感じです」

――前節秋田戦の反省でいえば、試合終盤はラフにロングボールが入って来るだけの展開になってしまい、難しくなりました。

「秋田さんは後ろにCB2枚を残していて、ああいうボールにはフルパワーで来ます。自分は後ろ向きなのでアドバンテージが取れなかった。後半もボランチ同士でボールを握ることができればよかったけれど、そこでバタついて流れを渡してしまったと感じます」

――前半には楔で受けたボールをターンして前を向き、奥田選手にラストパスを出したシーンもありました。

「そうですね。最近はそうやってラストパスを出すシーンが増えてきたし、あれは武器になると思うのでどんどん出していきたいです」

――ヘディングシュートの決定機は惜しかった。

「狙いすぎました」

――フリー過ぎた。

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