「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

いっぺんに回せるようにはならないのですが、やらないと始まらない/(玄)理吾は縦に差せるのでいい/(小堀)空が攻撃のときに大外からクロスに入っていったら怖い【伸二さん問答集 File.11】(24.8.15)

小林伸二監督から発せられる言葉は示唆に富んでおり、サッカーにおいて普遍的に大事なことに常に言及されている。【伸二さん問答集】としてまとめてみたい。

 

今回は14日の囲み取材から。

 

▼いっぺんに回せるようにはならない

――前節は3得点を奪うも、4失点でした。

「システム上で自分たちのやりたいことをやろうとするのですが、スライドが間に合わないからやられるのではなく、間に合わなかったならばどうするのか、そこでも無謀にいくからやられるんです。アプローチに行ってからそこでディレイすれば他の選手が戻れるので、そういう個人戦術もいると思います。パーフェクトでガツンとプレスに行ければいいけれど、相手が上回るときがあるのだから、その場合は対応しないといけない。

(残り 2798文字/全文: 3120文字)

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