タフなアウェイ連戦を“激しい競争による総力”で乗り切れ。【J2第26節 レノファ山口戦 プレビュー&コラム】(24.8.9)
前節はアウェイでロアッソ熊本と対峙し、2対0。4試合ぶり勝利を挙げた。25試合を消化して6勝6分13敗、勝点24、順位は降格圏の18位。今節は、レノファ山口のアウェイゲームに乗り込む。3度目の連勝はなるか。会場は維新みらいふスタジアム。キックオフは10日(土)19時を予定する。
PICK UP 競争力が上がるなかで匂いを放つ二人のストライカー
▼勝ったあとのゲーム
今季3度目の連勝が懸かる一戦だ。
今季は”勝ったあと”の戦いが3回あり、2勝1分、無敗だ。“勝ったあと”はいい感じで試合ができている。
前節熊本戦(〇2-0)の勝利で順位は19位から18位に一つが上がったが、まだ降格圏。まだまだ昇っていかないといけない状況だ。
前節は3週間の中断期間明けの初戦となったが、準備してきたことが実った快勝劇だった。
一つは、守備のやり方がおおむねハマった。ハイプレスとミドルブロックを使い分けながら戦えた。およそ完璧ではないが、やろうとすることを意思統一して表現し、結果に繋げられたことに選手たちは安堵し、手応えを掴んでいる。
もう一つの成果は、リスタート。
リスタートの攻撃面は長島裕明ヘッドコーチがリードして落とし込んでいるというが、小林伸二監督が「選手たちがしっかりと(ぞれぞれの)タスクを遂行するようになった」と語るように、これまで生じていたズレを解消し、前節は息を合わせて2ゴールに結び付けた。
リスタートで得点が奪えるようになると心強い。ゲームの流れが悪かろうと一発でスコアを動かせると選手たちは勇気づけられ、持ち直すというもの。
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