「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

守備はなかなか意識が高くなっている/呼吸が合う人を大事に繋げていく/ボールを丁寧に扱ってサッカーを柔らかくする【伸二さん問答集 File.8】(24.7.26)

小林伸二監督から発せられる言葉は示唆に富んでおり、サッカーにおいて普遍的に大事なことに常に言及されている。【伸二さん問答集】としてまとめてみたい。

 

今回は24日の囲み取材から。

  

▼守備はなかなか意識が高くなっている

――前節岡山戦が終わって、4日間のオフを取ったあとは2部練習を重ねていて、練習のコマ数がかなり多く取っていると思いますが、今は何に重点を置いているんでしょう。

「まずオフを4日間取ったので身体を戻すことと、オフ明け初日は中盤の守備を消化しました。中盤の守備はその後のゴール前のクロス対応になるんですが、一方でクロスからのシュートと縦に入れてからのシュートも入れて、守備と攻撃を同時にやるということですね。昨日は守備の意識がすごく強くて、守備はなかなか意識が高くなってきていると思います。前の守備はハマってきているので、そこがダメなときにミドル、それもダメなときにゴール前の守備を意識として刷り込みながら、併せて攻撃もやっていかないといけないと思っています」

――リーグ再開に向けて失点を少なくしたいという意向はありますか?

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