ちょちょちょちょというサッカーの動きが必要/一瞬の動きに合わせるイメージがないと慌てる/きちっと止めれば相手は飛び込めない【伸二さん問答集 File.6】(24.7.4)
小林伸二監督から発せられる言葉は示唆に富んでおり、サッカーにおいて普遍的に大事なことに常に言及されている。【伸二さん問答集】としてまとめてみたい。
今回は3日の囲み取材から。
▼ちょちょちょちょというサッカーの動きが必要
――先週、今週とオフ明けのトレーニングはシャトルランではなく、二人一組でボールを使いながらのアジリティに刺激を与えるものに変わっていますが、この意図は。
「まず、週の立ち上げなので意識しながら身体を上げていくこと。自分次第でどうにでもなるし、手を抜く選手はいないので、効果的かなと。走るメニューは変えています。ロングランでばばばっと行くのではなく、ちょちょちょちょというサッカーに変わってきましたから、だからそういう動きが必要です。高強度になり、きついけれど裏を取るとか、それについていくとか、それがサッカーの本質の部分ですよね。だからからか、ちょっとうまくなった、組織的になってきた反面、個人が拘る部分が薄れてしまうと、前節仙台戦(●2-3)のように、ああやって1失点したあとに連続失点してしまうところがあると思うんですね。そこはみんなで直さないといけないです。(ボールを失った瞬間に)どこまで下がるの? 誰が止めるの? というシーンでした。自分が止めるという選手が出てこないといけないです。そういうメンタリティを持つこと。
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